行動治療とは?
ワンちゃんやネコちゃんの困った行動や心の不調を診る診療科です。
困った行動が、『しつけ不足』や『性格の問題』だけではなく、不安や恐怖、病気や痛み、加齢による変化が関係していることもあります。
こんな行動はありませんか?

- 吠える
- 咬む・うなる
- 留守番ができない
- トイレの失敗が増えた
- 怖がり
- 食べ物以外を食べる
- ものを破壊する
- 夜鳴き・昼夜逆転・徘徊 など
行動治療では、動物の生活環境や飼い主さんの関わり方などの見直しをすることで、動物たちの行動にアプローチをしていきます。
また必要に応じて、補助的に薬物治療を併用して、飼い主さんと一緒に、その子にあった方法で改善を目指していきます。
トレーナーによるトレーニングとの違い
- 行動の原因に、病気・痛み・加齢による変化が関連していないかを診断できる
- 病気や身体的な問題が関係している場合、治療や生活面の具体的なアドバイスができる
- 不安や恐怖などが強く、トレーニングや環境整備だけでは改善が難しい場合、薬物治療を併用できる
※薬はあくまで補助的な手段であり、行動療法や環境整備と併用することで効果が高まります。
高齢期の行動トラブルと治療
当院では、シニア期の認知機能低下による行動の変化(夜鳴きや徘徊など)に対する予防と改善サポートも行っています。
犬猫が高齢になると、視覚・嗅覚・聴覚や筋力の低下が起こり、今までできていたことが少しずつ難しくなっていきます。
その結果、
- 不安が強くなる
- イライラしやすくなる
- 人の気配に気づきにくくなり、急に触られると驚いてしまう
- 活動の低下により、筋力低下が進む
といった行動の変化がみられることがあります。
『歳だから、ゆっくり静かに過ごそう』と、刺激や運動量が減ってしまうと、心身の老化や認知機能の低下が進みやすくなることもあります。
当院では
- 飼い主さんと相談しながら、その子にあった対応方法を一緒に考えていきます
- 薬は補助的な手段と考え、生活環境や関わり方の見直しも行っていきます
- ワンちゃん・ネコちゃんと飼い主さん、双方のQOL(生活の質)が少しでも良くなることを目標にしています
合わせて、筋力維持・筋力アップのためのサポートも行っています。
シニア期の行動や性格の変化は、加齢だけではなく、病気や痛みなどが隠れている場合もありますので、気になる上昇があれば、お気軽にご相談ください。
診療の流れ
お電話にて予約
※WEBでのご予約は承っておりませんので、必ずお電話でご予約ください。
問診票の記入
予約後、以下の問診票をご自宅でご記入いただき、
受診予約日の1週間前までに、病院受付・FAX・メールのいずれかでご提出ください。
予約後、以下の問診票をご自宅でご記入いただき/受診予約日の1週間前までに、病院受付・メールいずれかでご提出ください。
【犬・問診票】
【猫・問診表】
【認知症チェックシート】
行動カウンセリング(1時間半~2時間)
事前にご提出いただいた問診票をもとに、以下の点について詳しくお伺いします。
- 問題行動が起こる状況・頻度・きっかけ
- 生活環境や飼い主さんとの関わり方
行動の背景に病気や身体的な問題が疑える場合には、必要に応じて以下の検査を行います。
- 血液検査・ホルモン検査
- レントゲン検査・超音波検査 など
その上で、動物の性格や生活環境に合わせ、治療の目標を設定し、
以下を組み合わせた治療をご提案します。
- 生活環境の調整
- 行動学的トレーニング
- 必要に応じた薬物療法
※必要に応じて、トレーニングは信頼できるドックトレーナーをご紹介することがあります。
【ご来院時のお願い】
行動治療では、日常生活での様子や性格を把握することが非常に重要です。
普段、その子の行動をよく把握しているご家族の方がご来院ください。
また、可能な場合には、ご自宅での様子や、問題行動がわかる動画をご用意ください。
カウンセリング中は、ワンちゃん・ネコちゃんが落ち着いて過ごせるよう、普段食べ慣れているオヤツや、お気に入りのおもちゃなどをご持参ください。
行動カウンセリング再診(30分~1時間)
初回カウンセリング後、2~4週間ごとに再診を行い、
経過を確認しながら、治療内容の見直しや調整を行います。
※再診の頻度は、症状や治療内容により異なります。
費用
【行動カウンセリング/初回】
90分まで 13,200円(税込)
※延長30分ごとに3,300円(税込)
※検査や薬を処方する場合には、別途費用がかかります。
※当院に初めてかかられる場合には、別途カルテ作成料1,100円(税込)がかかります。
【行動カウンセリング/再診】
30分まで 4,400円(税込)
※延長30分ごとに3,300円(税込)
